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新商品|このサクラは散りません\(^O^)/

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こんばんは!premium stone gallery 恵比寿店長の沖本です。

新年度明けましておめでとうございます!

ということで、まぁ、うちは6月が年度末なので、いたって普通の日曜日なのですけれども、あれですね、新年度の方も新学期の方も、明日から本格始動というところで、今夜はまったりといきましょう(^^)

本日、ネットショップへ新商品を掲載いたしました。

本日の新商品は「サクラアゲート」です。

この石は、鑑別の結果によると宝石名を「スフェルリティック・クリスタル・イン・カルセドニー」と呼びます。

カルセドニーの中に“スフェルリティック・クリスタル”が内包されたものであるということですね。

鑑別結果に「スフェルティティック・クリスタルは、クォーツと認む」とあるように、この内包物はクォーツ(=水晶、石英)なのです。

細かな粒子の集合体をスフェルリティックと呼ぶようですが、これがサクラのように見えるというわけです。

市場では数年前にも「チェリーブロサッム・アゲート」という名前で出回っているようですが、鑑別の結果から見ると、アゲート(めのう)ではなくカルセドニーの一種になります。

カルセドニーとアゲートは縞模様の有無で呼び方が変わるもので、縞模様があるものがアゲート、ないものがカルセドニーになります。

構成としてはどちらも「石英」であり、石英の大きな結晶を水晶とよび、細かな結晶があつまったものをカルセドニー、そこに縞模様が見えるものをアゲート(めのう)と呼びます。

鉱物名や宝石名が、必ずしも市場で流通する名称になるわけではないので、アゲートで通ってしまっているなら、アゲートと呼んだ方がわかりやすいところはあります。

ただ、私はどうしても「チェリーブロッサム」とは呼びたくないのですよね・・・・。

「和のテイスト」を持つ希有な石

私がどうしてもサクラアゲートと呼びたいのは、この石がとても日本的な装いであることです。日本の花が「桜」(ソメイヨシノ)であるように、日本人と桜の花は深いつながりがある花です。だからこそ「チェリーブロッサム」ではなく「サクラ」と呼びたいところです。なにより私が大好きだからというのもありますけれども。。。

このような模様が自然にできあがったと言うことに、本当に感動します。自然が作り上げた芸術品ですね。(^^)

流通量が減少しています

カルセドニーは、それほど希少な鉱物ではありませんけれども、このサクラアゲートは、原石も少ないようです。前回(2017年の夏)に仕入れた際は豊富にありましたが、今回(2018年3月)は取り扱いが数件しかなく、ほぼ生産終了状態です。

今回入手できた色の濃いバングルタイプは、その中でもトップクォリティの品です。

最後の入荷になる可能性が高いですから、今のうちに手にしていただけるよう、おすすめしたいと思います。(^^)

私が良いなと思うのは、HC124、HC126、HC127、HC132当たりですかね。

サクラの花がたくさん楽しめます(^^)