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癒しのK2ストーンが入荷しました!|8月25日新着

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

こんにちは!本日はK2ストーンをご紹介します。

K2ストーンの産地について

K2ストーンは、ヒマラヤのカラコルム山脈にあるK2という山で採れる岩石です。標高は8611 mで、エベレストに次ぐ世界第2位の高さの山なんですね。

世界第2位の高峰であるにもかかわらず、人里から遠く離れた奥地にあるため、19世紀末までは人々に山の存在を知られることもなく、名前さえも無かったのです。登頂の難しさでは世界最高峰のエベレスト(標高8848 m)よりも上で、世界一登ることが難しい山とも言われています。

K2のある最も近い村から直線距離で約80 kmも離れていて、道も整備されていないので、K2を直接眺めるだけでも1週間徒歩で歩く必要があるんです。

K2が世界一登ることが難しいとされる理由は、人里離れた場所にあることによるアプローチの困難さ、エベレストよりも厳しい気候条件、傾斜が急で険しい山のかたちによる雪崩、滑落の危険性などが挙げられています。

K2ストーンのご紹介

そんな秘境中の秘境で採れるK2ストーンですけれども、特徴は白地に黒の班点と青い模様です。

今回、私はこの石を「K2ストーン」と呼んでいますけれども、この石は「K2アズライト」という名前でも流通しています。ちなみにこの石の名前はたくさんありまして「K2ブルー」だったり「アズライト・イン・グラナイト」という名前でも流通しています。

一体何が正しいのか???

と考えてしまいますよね?

とはいえ考えても分からないので、こんなときは鑑別書をチェックしてみましょう。

K2ストーンの鑑別書をチェック

K2ストーンを鑑別すると、次のようになりました。

  • 岩石名:天然グラニット(花崗岩)
  • 宝石名:グラニット

ということで、石は「花崗岩かこうがん」という岩石であることが分かりました。花崗岩の主成分は石英と長石、黒い部分は黒雲母などからなります。(「グラニット」は、花崗岩のことですが、鑑別上の表記で規定されているもので、一般的には「グラナイト」と読んでいますね。)

そして、青い部分ですけれども、、、これは巷では「アズライトだろうと言われています。しかしながら鑑別結果では、「銅に起因する色であるが、鉱物種の特定は現時点では不可」となっています。

過去にさかのぼってみても、この青い部分がアズライトであると鑑別結果に出ているのは見たことがありません。けれども、市場では「アズライトと言われています・・・」的なふんわりした感じで、説明がされていることが多いですね。

いずれにしても、K2ストーンやその他の名前は、あくまでコマーシャルネーム(商品名)であり、正式な石の名前ではないということで、おさえていただければと思います。

名前の話は、いつも難しいのですけれども、まぁ、人が付けたものですからね。名前は置いておいて、石をじっくり見てみましょうよ。

この石は、花崗岩の白と黒の中に青が丸く広がっているのが特徴とお話しましたけれども、岩石としてはとてもキレイな模様と色味を持っていると思います。

ヒマラヤの雪の合間から見せる岩肌に青く光る神秘的な何かを感じますね。

K2ストーンは、秘境中の秘境であるK2からやってきたこともあってか、人々からは神聖なものとして尊ばれています。

とても強い癒しのパワーを持つ石と言われ、人々を魅了している石です。確かにそんな雰囲気が伝わってきますね。ぜひ、オンラインショップもチェックしてみてくださいね!

以前のK2ストーンとの違い

そういえば、以前ご紹介したK2ストーンと今回の品は、岩石の種類が異なります。以前にご紹介した品は「花崗岩質アプライト」という岩石です。簡単にお話しすると粒子の違いで、花崗岩かアプライトかに分かれるのですが、花崗岩は粒子が粗いんですね。その分模様もクッキリしています。

以前にご紹介した「花崗岩質アプライト」の品は、K2ストーンとしては亜流で希少、今回の花崗岩が一般的なK2ストーンと言えますよ。

この違いも比べて、お楽しみいただけたらと思います。

本日の新着商品は、8月22日の新着先取りライブでもご紹介しています。動画でもぜひチェックしてみてくださいね!