この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
こんにちは!本日の新着商品には「アメジスト・エレスチャル」が入荷しましたよ。
この品は、アメジストがエレスチャルを形成している原石をビーズに加工したものというところですけれども、、、エレスチャルというのは、水晶の成長過程で複数の結晶が重なり合う形状のものを呼びます。
下の写真は、アメジストではありませんが、エレスチャルを形成している原石です。
亀の甲羅のようなボコボコとした形状は、ひとつひとつが水晶の結晶であり、それらがひしめき合っています。
水晶の原材料となるケイ酸分が通常よりも多い環境にあることで、通常よりも短期間で多くの結晶が作られたということが、エレスチャルを形成する要因とされていますよ。
エレスチャルは、その複雑な形状が神秘的であるとされ、かつては「水晶の最終形態」とも呼ばれていました。
今回ご紹介する、アメジスト・エレスチャルは、多くのアメジスト結晶が短期間に作られる過程で、水やゲーサイト、レピドクロサイトなどを内包してきたものです。
スーパーセブンとの違い
アメジスト・エレスチャルは、スーパーセブンと似ているという話もありますね。
スーパーセブンは、ブラジルのエスピリット・サント州のある鉱山から採れた、1つの原石の塊の中に7つの鉱物が含まれるものについて、アメリカのヒーラー A.メロディ氏が名付けた商品名です。
スーパーセブンもエレスチャルの構造を持った原石が多いので、アメジスト・エレスチャルと同じと考えてもいいのですが、産地や鉱山の異なるものは、本来スーパーセブンとは呼べないということになります。
スーパーセブンとエレスチャルの違いは、次のように言えると思いますよ。
- スーパーセブン
- 鉱物種による呼び方(商品名)
- エレスチャル
- 結晶構造による呼び方
今回のアメジスト・エレスチャル
アメジスト・エレスチャルは、今までに何度か入荷していますが、今回の品はいつもとだいぶ様子が異なりますね。
透け感が弱い・・・と言いますか、にごり気味のアメジスト・エレスチャルだと思います。
一見すると、ケープアメジストかな?と思ったものの、それよりは透明感があり、なんとも不思議な感じがしていましたね。
アメジスト・エレスチャルだと答えを言われても、にわかには納得できなかったんですけれども、よくよく見るとゲーサイトなどのインクルージョンも観察できまして、ようやく、アメジスト・エレスチャルなのかな・・・と思えるようになりました(笑)
にごり気味のクォーツということでは「高品質」ではありませんが、従来のアメジスト・エレスチャルにはない、不思議な魅力がありました。
気の利いた言葉が思い浮かばないのですが、
なんかいい
と感じられる珍しいアメジスト・エレスチャルでした。
本日の新着商品は、8月22日の新着先取りライブでもご紹介しています。動画でもチェックしてみてくださいね!
コメントを残す