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ラリマーが危ない!?><

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こんばんは、premium stone gallery 店長の沖本です。

まだ早いですけれども、梅雨が明けると夏!!

ということで、当店が夏にオススメするのがこちらの石。


そう、ラリマーです^^

ラリマーといえば、当店オーナーの小玉がルチルクォーツの次に好きな石でして、それが高じてか店内のいたるところにラリマーが!!(゜д゜)

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ゴールドルチルやスーパーセブンの品揃えは日本一!と、数名のお客様にお褒めいただいた当店ですけれども、ラリマーの品揃えもそれに値するんじゃないですかね^^;そのくらい力を入れている石です。

当店にラリマーを求めていらっしゃるお客様のお話では、「いろいろ探していたものの、良い物を置いているお店が少ない。。。ここには良い物がたくさんありますね!」とおっしゃって、喜んでお求めいただくこともしばしば。

だいぶ少なくなってきましたので、追加しましょうということで、先日入れて見たのですけれども、、、

そこでちょっと「うーん」とうなってしまうような現象が。。。´_`

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色味が・・・どうかなぁ・・・・と。

ラリマーと言えば、鮮やかなスカイブルーとホワイトのラインで作られる、クリアな海の波のような模様が美しい石のはずなんですけれども。。

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けっこう、白っぽかったり、模様がなかったり、青じゃなくて緑色ぽかったり・・・。というものが多いなぁ~という印象。

みなさんが仰っているように、巷にはキレイな良いラリマーがなくなってきているのかもしれない・・・と思わずにはいられませんね。

数年前のラリマーと比較してみる

当店にあるラリマーは、数年前からのコレクションもまだ少しあるのですが、それと比べてみるとこんな違いがありますよ。

一番左が以前から持っているラリマーで、右は昨年のもの、真ん中が今回いただいたラリマーです。

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同じラリマーでも全く様子が違いますよね。。。左側のものは模様がハッキリ出ていて、青の色味も鮮やか。

右側のものは、青の部分がほとんどないのですが、透明感があり光が透けるんですね。アイスラリマーと呼ばれたりしています。

真ん中のものは、ほとんど模様がありませんし、青の色味もちょっと黄色いというか緑色っぽいですかね。

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重ねてみると一目瞭然ですね^^;

もっと大きなサイズですと、こちらが数年前からのコレクション。

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模様も色もいいですね^^

▼こちらは1年くらい前ですかね。

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まだ青色はキレイですけど、白い部分の方が多いですね。><

▼こちらは最近のもの。

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青というより、やはり緑っぽいですね+_+模様もハッキリしていませんし、、、

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同じ石なのに時が経つとなぜ様子が変わるのか?

そうなんですよね。同じ石のはずなのにですね。。。

時間が経つと石が変化する?まぁ、光にさらしておくと色が変わったりするものはありますけれども、ラリマーはそうではないですね。。

そのヒントは原石の状態のラリマーに見ることができますよ。

ラリマーを原石で見てみると、もともとはこんな石なのですけれども、

ラリマー原石 出典:Wikipedia
  (出典:Wikipedia

この原石を切ったり削ったりして、ビーズだったりルースだったりになるんですね。上の写真をみてもわかるかも知れませんけれども、いろんな色や模様の部分がありますし、緑色や茶色の部分もあります。切り取る場所によって、色や模様がことなるワケです。

この石から作られたビーズやルースは、どんな色や模様であれ、ラリマーであることに間違いはないんですね。ビーズを作るときも、この石をすべて使ってビーズを作ります。

しかしながら、いろんな状態のラリマーがある中で、宝石として商品として売り物になるのは、一番キレイなものだけです。それ以外は残念ながら誰も欲しがらないので、商品になりません。

こうして、誰もが欲しがるキレイな部分だけが世の中に出回ります。誰もが欲しがるので、どんどん価値が高まります。価格が上がっていきます。やがて、その良い物は市場からなくなっていきます。

そうなると「どうする??」

というところで、あまり人気のなかった部分を市場に出してみます。ちょっとの差で、次点に甘んじていたような部分のものですから、そんなに悪くありませんけれども、人気がなかったので安く出回ります。

ラリマーが欲しいと思ってても、ものがなかったり、高くて手が出なかったりしていたところに、そこそこのものを見つけたので、それを求めます。また価値がつき、次第に高まっていきます。いつの間にかそれが標準のラリマーになりますね^^

それと平行して、以前出回っていたものは、キレイなので「良い物」として取り扱われます。価値はそのときの標準のものよりも断然高くなっています。

こんな感じで、すべてが完全に枯渇するか、誰も欲しがらなくなる品質に落ちるまで続く過程で、同じ石でもいろんな様子のものが出回っていくという感じです。

良い物から少なくなり、価値が上がっていく

さまざまな状態のラリマーが増えていくところで、それまでに、深い興味をいだいている人は、良い物がどれだけ美しく魅力的なものなのかを知るようになります。

美しいかどうかって、厳密には理屈じゃないですからね。心からそう思えるものですよ。そういうものは、どんどん価値が高まっていきます。

それが「高品質」と呼ばれるものになりまして、天然石は人気に火がつくと、高品質のものは獲得合戦が繰り広げられ、やがて市場ではほとんど見かけることがなくなってしまいます。

ラリマーは、スギライト、チャロアイトとともに「世界三大ヒーリングストーン」のひとつに数えられる石なのですけれども、3つの石の中でも一番最初に人気に火がついた石なんですよね。

運良く出会うことができたとしても、価格がとんでもないことになっていたりしまして、手に入れるのがどんどん困難になっていくんですよ。

先日ご成約いただいたこちらのラリマーは、良いお値段ですけれども、今はお店でなかなか見つからない逸品です。

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当店では、このような美しいラリマー、高品質のラリマーに出会うチャンスがあったとき、すかさず獲りにいっています。プレミアムなものをみなさんにご紹介したいので。

女性にやさしく、粒サイズは6ミリから^^

当店のラインナップは、10ミリ以上が多いのですけれども、これはオーナー目線、男性目線の仕入に偏っていたところがあるんですね。

もちろん大きい方が希少性が高いので、プレミアムな石を集めるとなると、どうしても大きくなってしまうのですけれども、、

「それだと、欲しくても手にできない女性が多いですよ~~」と、、、いう女性スタッフの声がチラホラと。。。^^

というところで、小さい粒でも良い物を!を意識して今回の仕入をおこなってきたところです。

おかげで今回は、6ミリの粒からも良い感じのラリマーを手に入れることができましたよ^^;

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この記事の冒頭にもあるように、さっそく女性のお客様からご注文をいただきましたし!

こちらは8ミリ。10ミリ以下のものは、今回たくさんありますよ。

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様々なサイズのものを取りそろえています。

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このあたりは、今のラリマーの品質の中の中くらいでしょうかね。当店が考えるギリギリのラインだと思いますが、やがてこういうものも少なくなって、高くなっていくでしょう。今回、当店では大量に仕入れましたので、このクラスのラリマーがけっこうお安くなっています。^^

粒を選抜して、より良いものもつくりましたので、それはお買い得かも知れません^^ ただし、数はすくないですね。

先ほどの写真のとおり、店頭にはすべて並べていますけれども、WEBショップへは順次写真を撮影して掲載していきたいと思います。

こういうものは、良い物からなくなっていきますので、「これはいい!」とビビッち来るものがあれば、見逃さず手にしていただければと思います!

先日も書きましたけれども、、、ラリマーの良い物は、もう絶滅寸前かな??と思うくらい、市場からなくなっていますので、最後のチャンスだと思いますよ!

当店にあったラリマーペンダントは、けっこう良品揃いだったのですけれども、もうその品質のものが見当たらなくなっていましたorz…

その中でもなんとか良い物を!ということで、今回ゲットしたのは3つ。

もう、これがなくなると終わりかな・・・と思わせるくらいの危機感を感じましたね。><

ラリマー、、、絶滅危惧種に指定しないとダメかも+_+

というのは、大げさか!?というところですけれども、本当に最後のチャンスかもです。

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「そうは言っても、たくさんありすぎて、どれが良いのかわからない~~+_+」

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