正直言って馬鹿にしてました。ゴメンナサイ。

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こんばんは、Premium Stone Gallery 店長の沖本です。

私は今までずーっとバカにし続けていた石があるんですよ。

それは、巷ではブラックルチルと呼ばれ、
たいへん喜ばれる石ではありますが、

実際にはルチルクォーツではなく
まったくの別物だったりする石です。

それが写真の石。

見れば水晶の中に、黒く太い針の入っている石。

「なるほど、水晶に黒い針。ブラックルチルですね。」

そう思うのも無理はない。

でも、その実態は、、、

トルマリンが水晶の中に入っているだけ。

「～だけ・・・・。」というくらい、、、、

こんな風なガッカリ感が、
私の中にこの石と真面目に向き合う気持ちを
失わせてしまったのかもしれませんね。

私はルチルクォーツが大好きですから、
ルチルの仲間を見るととてもうれしくなってしまいます。

そういうことですから、
ルチルではないものをルチルだと偽って見せられてきたこの石を
どうしても疑いの目で見てしまっていたわけです。

そこはあまりにも浅はかでした。

少なくとも実際に、
今回見つけたこの石を見ていると、
その思いに変化があったんです。

今までブラックルチルと言われて見てきたものは、

かなりにごった水晶の中に黒い針がびっしり詰まっていたり、
細い針が少しだけ見えるようなもの。

それが今回見つけたものでは全く違いました。

美しい水晶の中に堂々と
一本筋の通った黒い板状のインクルージョン、

それがレインボーに囲まれている様を見たとき、

「とても美しい石じゃないかっ！？」

そう感じたんですよ。

だからうちでは

「トルマリン・イン・クォーツ」

と表記することにしましたよ。

ブラックルチルではなく、
トルマリン入り水晶の美しさを
ぜひ知って欲しい思います。

⇒ Premium Stone Gallery「トルマリン・イン・クォーツ」コーナー