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こんにちは!premium stone gallery 恵比寿店長の沖本です。
2月の石アメジスト特集の第3弾はこちら〜
はい、こちらはスコロライトという石ですよ。
2月の石特集は、アメジストに関わる石と言うことでお送りしておりますけれども、このスコロライトもアメジストとふか〜〜〜く関わりのある石なんですよね。
どのくらい深いかと言いますと、もう親子とか姉妹くらいの親密度です^^
それはどうしてか????
スコロライトはもともとがアメジストだからです!
この石はアメジストを2回加熱処理されて作られるんですよ。
こう言うと、
「えーっ!人工石なの!??」
と思うかも知れませんけれども、石自体は人工ではなく天然石です。人によっては「処理されたものは天然ではない」と思うこともありますので、そのあたりご自由ですけどね。
アメジストの加熱によって生成される石としては「シトリン」や「グリーンアメジスト」もありますけれども、加熱されることによって結晶の構造が変化して、あらたな美しい宝石がうまれるという流れです。
もちろん自然に加熱されている物もあるので、すべてが人工とはいいませんけど、着色ではなく結晶構造が変わった物ですから、鑑別では自然か人工処理かは判断が難しいですね。
この石は「ピンクファイヤークォーツ」や「ラベンダークォーツ」「ハイドレンジア」とも呼ばれ、透明度の高く内包物も含まれない物は宝石としても利用されています。
なんだか柔軟剤のような柔らかな紫色、すこし濁りがある物はミルキーっぽい印象もありますけれども、どちらも癒される感じがあります。^^
当店でもけっこう人気の石なんですけれども、このような色味の石は少ないと思いますし、スコロライト自体もそんなに多く出回っていない印象ですので、やさしい紫色の石をいろいろ見てみたいとお考えのときは、当店でご覧頂きたいと思いますよ。
丸ビーズのブレスレットのほかボタンビーズのタイプもあります。
2月の誕生石としてプレゼントをお考えの際も、スコロライトをお送りするのも良いのではないかと思いますよ。癒しパワーに包まれたこの石は、きっと喜ばれると思います^^
スコロライトについて
■鉱物データ
英語名 | Scorolite |
和名 | 藤雲石(ふじくもいし) |
結晶系 | 六方晶系 |
化学式 | SiO2 |
モース硬度 | 7 |
屈折率 | 1.54-1.55 |
比重 | 2.65 |
主な産地 | ブラジル、ウルグアイ、インド、ロシア、南アフリカ |
■スコロライトについて
スコロライトはアメジストを2回加熱してできた石になります。ミルキークォーツやラベンダーとも言われています
■スコロライトの意味
元がアメジストである為、愛の守護石としてのベースを持ちます。薄紫や薄いピンク色の見た目から、穏やかな癒しを与えてくれる石と言われており、他の石にはないこの色みは唯一無二な存在として、サポートしてくれると言われています
■スコロライトの品質の見極め方・選び方
透明度の高さは重要で、クラックやインクリュージョンがないものが良質なスコロライトといえます。
■スコロライトの取り扱い
熱に弱い石の為、長時間紫外線に当て続けることはさけてください。
■スコロライトの処理
加熱処理が施されています。