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本日の新着商品は「姫川薬石」
新着商品は毎日よる9時に表示されます。よる9時以降、オンラインショップの新着商品コーナーをご覧くださいね。
⇒ 新着商品コーナー
こんにちは!
本日は当店では珍しい国産の石をご紹介します。本日の新着商品は「姫川薬石」です。
姫川薬石は新潟県の糸魚川市の海岸で採石される火成岩の一種です。糸魚川市と言えば、ヒスイ海岸も有名ですけれども、姫川という川の流域でもあります。石好きにとっては聖地と言えそうな土地ですね。
当店では珍しい国産の石と言うところですけれども、過去にこの石を買い付けたのは2016年6月の1回だけでした。しばらくの間、在庫がなかったのですが、6年ぶりに買い付けてみましたよ。
姫川薬石とはどんな石なのか?6年前にこんな動画を撮っています。よろしかったらご覧ください(^^)
昔から漢方薬では「虎石」と呼んで、治療に使われてきた石です。地元では体調が悪いときにこの石を持つと良いと言われてきたようです。水に入れるとまろやかになるなどの効果もあるとされていますよ。
動画でも話していますが、この石は微量のラジウムやトリウムなどの放射性元素を含むので、ラドンやトロンという自然の放射性希ガスを発生します。これが、ホルミシス効果(特定の物質に対する抵抗性をもたらす)によって、免疫力改善や抗酸化作用をもたらすという研究結果もありますよ。
いろいろな姫川薬石が登場します!
今回は、ブラウンとクリームの2色の姫川薬石ブレスレットが登場します。中間のミックスもありますよ。
日本の石に似合うデザインの勾玉もご用意しましたよ。
本当の名前は?
姫川薬石というのは、鉱物や岩石の名前ではなく、商業上の呼び方(コマーシャルネーム)なのですけれども、本当は何という石なんでしょうね。見た目には鉱物ではなく岩石だと思いますが、ここはいつものように鑑別してみましょう!
今回は、クリーム色とミックス色の二つのブレスレットを鑑別していただきました。
クリーム色の品は「天然ライオライト」となりました。流紋岩という岩石です。高温石英が含まれていて、褐色の斑点は、水酸化鉄によるシミとうことです。
ミックスのタイプは「天然クォーツ・ポーフィリー」でした。石英斑岩という岩石です。先ほどの流紋岩と同じような鉱物組成ですが、石英(高温石英)の結晶が大きく目立つもののことです。こちらも褐色の部分は、水酸化鉄の染みが模様になっているということです。
鑑別の結果から、岩石名に違いはありますけれども、成分は似たもので、どの成分が多いのかによって名前が変わっているようですね。
ということで、姫川薬石の本当の名前は、クリームタイプが「流紋岩」、ミックスタイプが「石英斑岩」という岩石でした。ブラウンタイプは流紋岩で水酸化鉄が多いのかな?と思うところですけれども、これについては改めて鑑別してみたいですね。
国産の石キャンペーン
ただいま、当店では珍しい国産の石には、次の二つの特典をお付けしています。
- 桐箱
- 水晶さざれ(150g)
桐箱に水晶のさざれを敷いて、ブレスレット置き場に利用していただくと、なかなか良い印象です。
日本銘石協会認定の証明書付
姫川薬石には、産地と石が本物であることの証明書が付いています。
ということで、6年ぶりにご紹介する姫川薬石。先日の富士山溶岩が入荷するまでは、当店で唯一、創業当時から推してきた日本の石でもあるので、またご紹介できるのを嬉しく思います。ぜひ、オンラインショップをちぇっくしてみてくださいね!
8/24 21時に登場します
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