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ギベオンはもともとシルバーですよね?

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こんばんは!premium stone gallery 恵比寿店長の沖本です。

ギベオンについてのご質問をいくつかいただきましたので、お応えしていきますね(^^)

お客様
ギベオンについてですが、シルバーは元々の色ですよね?ピンクや金は、どんな方法で色つけてありますか?
沖本店長
独特のウィドマンシュテッテン構造という紋様が美しいギベオンですけれども、元々の色は鉄の色なんですよ。

ギベオンは宇宙から落ちてきた鉄隕石でして、その99%は鉄とニッケルから作られています。

鉄ですので錆びやすいという性質がありますから、錆を防ぐためにメッキ加工をほどこすのですが、その色がシルバーだったり、ゴールドだったり、ピンクゴールドだったりするんですね。

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けっこうゴールドもカッコイイですけどね〜^^

まぁ、シルバーはあえて言えば、元来のギベオンの色に近いと言えば近いかも知れないですね。

お客様
シルバーが一番値段高いのは何故でしょうか?
沖本店長
これは”人気”ですかね。ギベオンは元々シルバーだと思ってしまうくらい、シルバーが多いということかもしれませんけれども、、、

天然石は一般的には”重さ”と”品質”が価格に反映されるものなのですが、さらに大きく影響するのは”人気”や”レア度”による付加価値ですかね。

ギベオンの場合はメッキもされていますし、品質というのはあまり比較しようがないですよね。ギベオンは、ナミビアのハルダプ州という地域におよそ4億5千年前に落下した鉄隕石が爆発して散らばったものとされていますが、このことから量が限られることがわかっていますからレア度も高いですね。絶対量は26トンという話です。

となると重さ。これはブレスレットであればビーズの大きさにも関係しますね。大きければ高くなるというわかりやすい話です。^^
次に、ゴールドやピンクゴールドに比べてシルバーが高く見えるというのは、もうひとつの”人気”という要素に影響されるでしょう。需要が多いということですね。

この色は、先ほどの質問でもお話しした通りメッキの色ですけれども、色については言ってしまえば製品を作る人がどんな色でもつけることができるということでして、、、、

だとしたら、人気のある(=高く売れる)製品を作るわけじゃないですか?でもですね、そうやって高く売れるからと言ってシルバーばかり作ってしまうと、そのうち値崩れする可能性もなきにしもあらずですけどね^^;

天然の色ではないので過剰に作られてしまう可能性はありますけど、絶対量が限られているのは事実なので、それによって価値が担保されることになると思います。

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余談ですけども、石の種類によっては、単純に重さだけではなく、直径が1ミリ変わるだけで重さ以上に大幅に高価になる物もあります。モルダバイトやラリマーなどは、直径の大きいものが取れにくい石で、1ミリの価格差は非常に大きいですよ^^;

という感じで、みなさまからのご質問、ご相談はどしどし受け付けておりますので、こちらからどうぞ!

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