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10月の誕生石はトルマリン!

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こんばんは!premium stone gallery 店長の沖本です。

いつの間にやら10月。もう今年も3ヶ月切ったんですね〜。 早いものです。。。^^;;;

まぁ、月も変わったことですので、新しい月「10月の誕生石」を ご紹介しましょうかね〜。

10月の誕生石は「トルマリン」「オパール」ですけれども、 今日は「トルマリン」のお話でも。

「トルマリン」は、和名を「電気石」と呼びまして、 その名の通り、電気を発するというとっても不思議な石ですね。

これは、摩擦や圧力を加えることで、 電気を帯びるというもの。

これに目をつけて 「マイナスイオンが出る」「電磁波を吸収する」などという話で、 健康グッズに使われたり することも多いのですけれども、これについては化学的には 根拠の無いお話だそうです。+_+

まぁ、当店ではそういった 健康がどうとか、マイナスイオンが効くとか、 そんなお話は全くもってする気がありません(^_^;)

したいのは、「色味の多様さ」や「どんなものが美しいのか?」 といった、鉱物、宝石としての面白さですかね。これをするのにもってこいの石だと思います^^;

このブレスレットを見てください。

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「トルマリン」は、実にたくさんの色味が存在します。そして、色によって全く違う呼ばれ方をするんです。

無色透明は「アクローアイト」

赤やピンクのものは「ルベライト」

赤紫色は「シベライト」

青いものは「インディゴライト」(※実際は藍色に近い濃い青)

緑色は「ヴェルデライト」

黄色から褐色のものは「ドラバイト」

黒は「ショール」

ネオンブルー、ネオングリーンは「パライバトルマリン」

上のブレスレットで言いますと、「アクローアイト」「ルベライト」「シベライト」「ドラバイト」「ヴェルデライト」が集まったといったところでしょうかね。実に美しいグラデーションカラーになっていますね〜。こんな芸当ができるのも「トルマリン」ならではといったところでしょうか。面白いところです。

どの石も透明度が高く美しいですね。こんな風に透明度の高いトルマリンはなかなかありませんので、べらぼうな価格になってしまったりします><

こちらもトルマリンなんですけれども、その差は歴然ですね^^;

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色によって希少性や人気度の違いもありまして、プレミアが付く石もあったりします。

最も高価とされるのが「パライバトルマリン」宝石としてのパライバトルマリンは、超高級品ですね。

あまりにお高いので当店にはブレスレットはありませんけれども、こんなルースがありますよ。

ちょっと珍しい感じのルース。 こちらは、パライバトルマリンinクォーツということで仕入れました。 重さは7.39カラットということで、指輪には大きすぎるけどペンダントにはちょっと小さいかなというサイズ感。レディースにはちょうどいい感じですかね。 恐らくはクォーツにパライバトルマリンが内包されているもので正しいと思うのですが、ジラライトinクォーツのような気もするのです。 ただ、ジラライトinクォーツならば、最も細い結晶がクォーツ内にパラパラ入る感じなんですよね。 何はともあれ、これから鑑別に出してハッキリさせてきます。 いずれにしても珍しいルースですよね。 結果が出たら報告します(^o^)v I received a new, rare, loose stone the other day. It is 7.39ct, too big for a ring and too small for a pendant. I am not sure if it is Paraiba Tourmaline in Quartz or Gilalite in Quartz with fine-grained crystal. I’m going to send it to a gem laboratory to distinguish between the two. When we learn the results we will be sure to post them!(^o^)v #パライバトルマリン #ジラライト #パワーストーン #luckystone #恵比寿 #premiumstonegallery

歩 小玉さん(@ayumu_kodama)が投稿した写真 -2016 2月 3 1:50午前 PST


鑑別の結果は「ブルー・トルマリン・イン・クォーツ」ということで、パライバトルマリンが入った水晶のルースというところのものだったワケですけれども。

なぜ「パライバトルマリン・イン・クォーツ」と書かないのかというお話。

実は、先ほど挙げた色によって変わる名前。GIA(米国宝石学会)と呼ばれる、世界的な宝石の教育・鑑定・鑑別機関があるんですけれども、そこでは推奨していない呼び方でして、先ほどの「ブルートルマリン」という風に、鑑別書では「色+トルマリン」と記載することになっているんですね。

さてさて、トルマリンは実に多様な色味があるというところで、原石の中に複数の色味が混在する場合も多々あるんですけれども、2つの色が混在するものを「バイカラー」、3つ以上の色が混在すると「パーティカラー」と呼んで、これも楽しまれているんですね。

バイカラーの中でも人気のあるのはこちら。

「ウォーターメロントルマリン」です。

ウォーターメロンは、日本語で「すいか」。その名前の通り、緑の皮と甘そうな赤色がひとつになった石なんですね。この粒は赤みの部分がとても強くて、透明感もそこそこの良いものですね^^

先ほどもちらっとお話しましたけれども「透明度」は、品質を語る上でとても重要です。粒の中にクラックや曇りがまったくないものは、宝石として高値で取引されますよ。

そして「大きさ」。透明度がある×人気の色×大粒。これらの要素でとても価格差が激しいのがトルマリンの特徴かと思います。

当店で2016年10月4日現在、もっとも大きくて、透明感があって、人気の色味を含んでいる品がこちらです^^

16ミリ玉大きいです^^;もっと大きいものを探して居ますけれども、本当に見つからないですね。見つけたとしても高すぎて買えないかも(^_^;)

まぁ、透明度が必ずしも美しさを決めるというわけでもありません。組み合わせ次第で美しいトルマリン製品はたくさんありますよ。

というところで、10月の誕生石「トルマリン」いかがでしたでしょうか?宝石としても人気がありますから、美しいのはもちろんですけれども、かめばかむほどに味わい深い石なんですよね〜^^;

全部の色を集めてみたいものです・・・。

premium stone galleryのトルマリンコーナーはこちら

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